住宅診断への想い

JSHI…NPO法人日本ホームインスペクターズ協会

日本のインスペクションのパイオニア的存在の団体。建築士や宅建士もバタバタ落ちる試験はその難易度の高さを物語っています。アフリスペックはJSHI( NPO法人日本ホームインスペクターズ協会 )公認のホームインスペクターです。

アフリスペックの診断はここが違う。

アフリスペックの診断は、粗探しではありません。
その不具合が何に起因し、どのような経過を辿る可能性があるのかを専門的な知見で推測いたします。

住宅診断は一次診断です。お医者さんで言うならば町の診療所。
全ての問題が解決するものではありません。
それでも、弊社は考え得る可能性を追求します。

可能性は様々なことを考えることができます。それは全てがあっているかは分かりません。
しかし、その可能性を想像できない診断は何回やっても一緒です。

『劣化や不具合が多いからこの建物はダメですね…』

この様な診断こそ『ダメな診断』の事例だと思います。

それは誰が見てもわかること。
建築のプロでなくてもそういうものは感じているはずです。

中古住宅に劣化や不具合は付き物です。
アフリスペックではその劣化や不具合とどのように上手に付き合っていくのか。
建物との対話、お客様との対話の中から最適なアドバイスを心がけています。

住宅診断専門だからできる、気持ちに寄り添うサービスです。

見やすく・使うことを考えた報告書

どんなに細かい調査をしても、それが伝われなければせっかくの調査を活かすことは出来ません。
ご依頼いただくお客様は建築のプロではない方がほとんど。
どのように伝えればわかっていただけるかを常に考えながら報告書の作成をしています。
アフリスペックはこれからも、とにかく見やすく・使いやすい報告書の作成を心掛けています。

これからもより使いやすく、伝わりやすくを追求していきます。

住宅診断・ホームインスペクションの診断報告書書式

アフリスペックはチーム型インスペクション

建築士が物件の全てについて詳しいわけではありません。
お医者さんが様々な診療科に分かれ、専門の先生がいる様に、建築にも専門性があります。

とても有難いことに、アフリスペックの診断方針や考え方に共感し、協力してくれる住宅診断士が増えています。
住宅を取り巻く環境はとても複雑です。そしてそれは建築だけで解決できるものでは無いこともあります。

時には宅建士であったり、施工管理技士であったり、職人さんであったり。
その状況に応じて最適なアドバイザーと言うものは異なります。

『一級建築士だから大丈夫…』『二級建築士より一級建築士…』『資格無いからダメ…』

この考え方だけに囚われてしまうのは少し危険かもしれません。

建築士は住宅診断・ホームインスペクションには最低限必要な資格かもしれません。
でもそれは責任の所在を明確にするために建築士が必要ということ。
住宅診断・ホームインスペクションに於いて建築士であることの重要性はそこです。

建築士法には建築士に対する罰則規定があります。不誠実なことをすれば罰せられる。これが建築士です。

だからアフリスペックは自らを律する為に建築士を重要資格と捉えています。
建築士であることを前提条件とし、その上でどのような得意分野を持つか。
協力しあって導き出せるアドバイスがあります。

一級建築士だから良い、二級建築士はダメ、これはただのマウント商法としか言えないかもしれません。

アフリスペックは様々な資格と経験を有する『住宅診断士・ホームインスペクター』チームなのです。

診断事例等

基礎の診断事例

基礎のクラック(ひび割れ)は多くの建物で発生しています。中古住宅の診断に於いて珍しいものではありません。
そのクラックが内部まで貫通しているものかどうかは確認すべきです。表からの位置と床下へ進入しての位置が合っているかを確認します。
構造クラック(ひび割れ)の位置や大きさから建物の状況(どのように力が掛かっているか)の想定をすることも可能な場合があります。

床の診断事例

床に於いては6/1000の傾きが既存住宅状況調査に置ける基本的な基準になります。
レーザーレベルやデジタル水平器を使って傾きを計測します。
一部分の傾きが規定値を超えていたとしても、すぐに全体構造に問題があるとは判断できません。
測定をしたものから全体を睨み、状況を推測する力が求められます。

外壁の診断事例

外壁が割れると言うことは、それなりの構造的不具合を疑う余地があります。しかしその割れ方がどのような物なのかを推測し、正しい判断を出来るかどうかが重要です。

シーリング(近年の外壁材にみられるのゴムのような部分)の劣化と、外壁の亀裂は別物です。

外壁の割れ方から、構造にどのような力が働いているのかを見極め詳細の調査をすることが大切です。
地盤の沈下等、構造的な変形に起因するものなのか、そも外壁自体に問題があるのか。
様々な状況把握や計測を総合的に判断し、推測をします。