住宅調査診断・インスペクションサービスについて

アフリスペック 住宅診断の心得

1.家を否定しない

家を購入や住み替えをされる方にとって、見た目で受ける印象はとても大事な感覚です。
その家を好きになって素敵な生活が想像できた。
なんだかわからないけど、気分がよくなった。
そんな感覚が家の購入や住み替えを決める大きな理由かと思います。

そしてその感覚は否定されるべきものではありません。

様々な否定的な情報が出回っている近代の住宅建築。
こんなデザインはダメ…
こんな場所はダメ…
こんな間取りはダメ…
こんな屋根はダメ…

挙げればキリがありません。

まずはあなたがその建物の形や印象を好きになれたことに自信を持ってください。

その印象が悪ければその家を好きにならなかったでしょう。
その家が大丈夫かな?と考えることもないでしょう。
その家を好きになったからこそ、同時に不安が生じてくる。
様々な否定的情報が気になってしまう。
私たちはそれを理解しています。

その家が本当に大丈夫なのか。
悪いところがあるならばどのあたりなのか。
それを知りたいと思うのは当たり前のことです。

2.不具合は当たり前にある

こんな話をするとびっくりされるかもしれません。
特に新築住宅や築浅の中古住宅の場合は不安が生じるでしょう。

しかしこれは事実です。
いままで数多くの診断をしてきましたが、不具合が全くない建物に出会ったことがありません。
それらの現実を受け止めることから始めましょう。

不具合は当たり前にある。
そう思ってください。
新築でも中古でも同じです。

まずは安心してご依頼ください。
その不具合が何なのかを見極めて、どう付き合っていくべきかを考えましょう。

3.好きを理解する

ご相談をいただくときには不安なところだけでなく、建物の好きになったところもぜひ教えてください。

建物の好きを理解し、その気持ちと一緒に診断をしていく。
不具合がある場合にはどんな対策があるかを考えましょう。

あなたの好きが見えるから不安になるところがわかってくる。
不安な箇所は診断をしてその建物に何が起きているのかを理解する。
それが家との対話ができるようになるための第一歩だと思います。

これが数多くのお客様に支持されてきたアフリスペックの自信です。

家に対する『好き』をなくさないで欲しい。
そしてその家を大切に使って、その家での生活を素晴らしいものにしてほしい。

それがアフリスペックの想いです。

診断に関する注意事項

相手をやっつけるためのものではありません

アフリスペックの住宅診断は相手をやっつけたり、値引きの交渉に使うものではありません。
決して粗探しではありません。

どちらかというと、不具合があることを前提に考えます。
何が起こる可能性があるのか…。
どのような手順を踏むべきなのか…。

そういった観点での診断をしています。

極論を言えば、どんな家でも直すことが出来ます。
逆にどんな家でも劣化は生じます。

あなたが気に入った家に『欠陥住宅』という言葉は使いません。

不具合のすべては起こるべくして起こったもの。
その理由は意匠設計、生産設計、設備設計、監理、監督、指導、施工管理、施工、検査等の工程中の一連の動作の中に発生します。

誰もが悪い建物を建てようとしているわけではありません。

誰が悪い…のではなく、どこかでボタンの掛け違いがあったはず。

それならどうするかを前向きに考えます。

完全な中立性を保ちます

アフリスペックの診断はご依頼者様が取引上有利に立つために行うものではありません。

何があろうと診断の事実を曲げません。

これがアフリスペックが圧倒的に信頼される最大の理由です。

最後に

創業以来、全国各地から数多くのお客様にご依頼をいただいてきました。

なぜ全国各地から声をかけていただけるのか。

これらの背景はとても複雑ですが、現代の建築・住宅産業の問題の根本に迫るものでした。

これからも『建築の一次調査・診断』に特化した組織にしていくことで、これらの課題解決に挑んでいきます。

これからも住宅の街医者として御支持いただけるように、日々研鑽をして参ります。