建物状況調査(瑕疵保証検査)

国土交通省の定める講習を修了した建築士が、建物の基礎、外壁など建物の構造耐力上主要な部分及び雨水の浸入を防止する部分に生じているひび割れ、雨漏り等の劣化・不具合の状況を把握するための調査です。

建物状況調査報告書サンプル書式

※「建物状況調査」は、瑕疵の有無を判定するものではなく、瑕疵がないことを保証するものではありません。

※「建物状況調査」を行なった上で、耐震基準に適合し且つ劣化等が見られない場合、本調査を「瑕疵保証検査」に代えることが出来ます。

調査当日の流れ

・到着

・外観調査(外壁の状況、屋根の状況を

・内部調査(目視調査、打診調査、デジタル水平器・スチールボール等による傾き調査)

・給排水・設備関係の作動等調査  ※瑕疵保険特約等オプション追加時

・小屋裏調査(小屋裏点検口から覗ける範囲をライトを照らして入念に調査)

・床下調査(床下点検口から覗ける範囲をライトを照らして入念に調査)

よくある質問

建物状況調査を実施するメリットは?

買主が、購入を検討する物件の調査時点における状況を確認することで、以下のようなメリットがあります。

① より安心して購入の判断ができる

専門家の調査により建物の状況が把握でき、より安心して購入の判断をすることができます。

② メンテナンスの見通しが立てやすい

購入後のリフォームやメンテナンス等の予定を見込んだ取引が可能となります。

 

建物状況調査はどうやって行うの?

建物状況調査は、国土交通省の定める基準に従い、原則として目視・非破壊検査を行います。

 

検査にかかる時間は?

調査時間については3時間~4時間程度が見込まれます。

※床下及び小屋裏(屋根裏)は点検口から見える範囲となります。

※認定診断士によるインスペクションとは調査基準が異なります。

 

既存住宅売買瑕疵保険による保証について(個人間売買のみ)

別途保証の申込を行うことで、売買された住宅の引渡し後、構造耐力上主要な部分・雨水の浸入を防止する部分等に欠陥が発見された場合に、既存住宅売買瑕疵保険を活用した保証を受けることができます。詳細はお問い合わせください。

※ アフリスペック一級建築士事務所は住宅瑕疵担保責任保険法人(住宅保証機構株式会社)に登録された検査事業者です。
※ 建物状況調査の実施に際しては、売主様の承諾を得る必要があります。