再建築不可物件とは？

こんにちは、千葉市のホームインスペクション事務所　アフリスペックです。

再建築不可物件とは何でしょう。

再建築不可物件とは、既に既存住宅が建っていますが、建て替えができない物件のことを指します。
理由は様々なのですが、主には法律で定められている接道要件（道路に一定幅接していないといけないという規定）に抵触している物件が大半です。

再建築不可物件は様々な問題を抱えておりますが、まず、一般的な住宅ローンが組むことが非常に困難です。
再建築不可物件の既存建築物が寿命を迎えたらが土地しか残りません。しかし、その土地は非常に流動性が低く、物件としての担保価値がないと判断されるのです。

担保価値がないということは、銀行等がその物件を担保にお金を貸してくれないということです。多くの方が住宅購入時に住宅ローンを利用しますので、ローンが難しいと購入を諦めてしまいます。もし現金で購入が出来たとしても、売却をするときに同じように現金で購入できる人が現れる可能性は低く、その物件を購入できる人はかなり限られてしまい、非常に売りにくい物件となります。だから価格が安くなっているのです。

上下水道の配管も隣地を経由しなければならない場合があるなど、近隣トラブルも懸念されます。

再建築不可物件は一般的な消費者にはお勧めできない、イレギュラーな物件ですので、慎重なお取り扱いを。

どうしてもその物件を取得したい場合には、建物のインスペクションを強くお勧めします。あとどれくらい使えるのか…等、建物の状況を把握しておかなければそれこそ流動性の低い物件を掴む原因になってしまいますのでご注意を！

ホームインスペクション事務所、アフリスペックでした。

それでは！