北海道地震
今回の北海道地震にて被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。
今回発生した地震の最大震度は震度6強でした。
その他にも、震度6弱、震度5強などを観測した地域もございました。
震度6強が及ぼす既存住宅への影響として、建築基準法をクリアするレベルの住宅については、通常の第2種地盤であれば、大破するレベルといわれております。
建物の傾斜は1/30(在来工法)~1/10(伝統工法)程度まで達し、基礎はひび割れ、外壁のモルタルやタイルが脱落し、修復は困難とされ、住宅としての資産価値がほぼ失われるレベルです。
近年、あらゆる地域で地震が頻発しております。
最低限、家の中の家具の固定。ガラスの飛散防止をし、自らの命を守ることが先決です。
特に旧耐震基準(昭和56年5月31日以前)で建てられた住宅については、ここまでの地震が来た場合には危険です。
住宅の補強方法には様々なものがございます。
大きな費用をかけずとも出来る耐震補強もございます。
家の中にシェルターを作るという考え方もございます。
命を守るという観点でも、一刻も早い、地震対策をご検討ください。
千葉市の住宅診断(インスペクション事務所) アフリスペックでした。