高経年マンションに住む。
こんにちは、千葉市のインスペクション事務所 アフリスペック一級建築士事務所です。
今日は、ちょっと番外編、代表のライフワーク。高経年団地の管理組合について。
代表の清水は築50年の高経年分譲団地の管理組合理事を任されております。今年で4年目、最年少理事として様々な期待をしていただいております。
そんな中、ここ最近気になること。それは、賃貸入居人と所有者(組合員)の待遇が大きく異なるということです。
今年度から、私の住む団地では子供が生まれた家庭には、お祝いとして「3万円」が支給されることとなりました。
それも、管理組合の運営がうまくいっているから出来ることではあるのですが、対象は「所有者(組合員)」に限るというもの。
よくよく考えてみると、賃貸で入居している人も、管理費や修繕積立金分等の経費を家賃として上乗せして大家さんに支払っているわけなので(全てがそうでは無いかもしれませんが…)、同じくその権利を与えてもよいのでは?と思うのです。
若者の住宅購入意欲は下がっており、ずっと賃貸で過ごそうという人が多い現状。若者が高経年団地に住むためのハードルをもっと下げ、かつ、メリットを与える。
今後はそのような方向性を考えても良いかもしれません。
賃借人、組合員に限らず、そこに住む人が様々なコミュニティを生み出しているのは変わりないのですから。
リフォームやリノベーション等、物理的な問題を後押しする制度は様々ありますが、これからは管理組合の方針転換や、コミュニティの取り組みに対しても注目ですね!
それではまた!