マンションに保存されている資料とは?
マンションを維持管理していく上で、管理組合は様々な「業務」を行います。ただ、やみくもに維持管理することは現実ではないので、法律で定められているルールはもちろんの事、マンションのルールを決め、設備の検査や補修を計画的に決めていかなければなりません。築年数が経過するほどその経緯や履歴は貴重な財産です。中古マンションを購入する際にはすべて見ていただきたいものとはなりますが、代表的な書類を挙げていきたいと思いますので是非購入の際には必ずチェックしてほしいと思います。
管理組合に保存されている書類の代表例 として、以下の書類が挙げられます
・管理規約、細則
・長期修繕計画
・総会議案書・議事録
・理事会議事録
・管理会社の委託契約書(管理会社に委託している場合)
・竣工図面
・修繕履歴
これらの書類は絶対に見て、確認していただきたい書類です。
上記に挙げた書類については、これからBlogで説明をしていきますので、ご覧いただければと思います。
資産価値を高めるためのマンション管理
資産価値の落ちないマンションと頭に浮かべてみると、皆さんはどんなことが思い浮かびますか?
立地?
高く貸せるか?
高く売れるか?
などは大体イメージはつくのではないかと思います。しかし、日々私が仕事をする中で大事であると感じるのは、収益で価値を考えることはもちろんですが、「居住者」からみた価値もこれからもっともっと大事にすべき価値であると感じます。
居住者が快適だと思えるマンションかどうか、もう一歩踏み込んでマンション選びをしてほしいです。
お得に購入できればとてもラッキーではありますが、購入したマンションに長く住む予定の方なら尚更、合意形成が必須なマンションは特に慎重に選びましょう。
購入する側が知識をもってマンション選びをするようになれば、売る側も自然と価値を高めるためのアンテナを張ってよりよいマンション管理となればよい循環になるのではないかと思っています。これからはそういう時代になってほしいなという願いを込めて、発信していきたいです。
最近は、ホームインスペクションという言葉をよく聞くようになり、お客様からの問い合わせは増えています。アフリスペックでは、専有部分だけではなく、共有部分も興味を持っていただけるよう、ホームインスペクターとして、マンション管理士として選ばれるインスペクターを目指していきたいです。
お気軽にご相談いただければ嬉しいです。
マンション管理の『夢』レシピ マンション管理士 松本夢(JSプロパティ)
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