建物状況調査(インスペクション)のトラブル

こんにちは、千葉市のホームインスペクション・住宅診断事務所 アフリスペックです。

建物状況調査・ホームインスペクションが制度化されて、もうすぐ2年が経ちます。現在でもその認知度は低く、あまり活用されていない状況です。

例えば建物状況調査(インスペクション)を行って中古住宅を購入し、リフォームをして住むといった場合には様々なメリットが生まれます。

①既存住宅売買瑕疵保険に加入できる。
 ※個人間売買の場合、1年又は5年の構造・雨漏りの保証が付けられる
②次世代ポイントの申請ができる。
③住宅ローン減税を受けられる可能性がある。
 ※瑕疵保険付保証明書・耐震基準適合証明で対応可能。

等など、既存住宅の流通を国が後押ししていることもあり、メリットはたくさんあります。

そんな状況の中で起きるトラブルとは?

よく耳にするのが検査をしている建築士側が虚偽の報告をした…等のものは耳に入ってきます。これはそもそもの問題でその建築士に、建築士たる自覚と資質が無かったとしか言いようがありません。

また最近耳にすることが、不動産取引時に建物状況調査の説明を怠り、買主が訴訟を起こしているということです。

上記に挙げたメリットを見るだけでも、買主様にとってはかなり大きな意味があります。しかし実態はほとんどが説明が十分にされないまま流されてしまい、後からそのメリットに気が付いた買主が仲介業者に問い合わせたところ、既に手遅れ。といったことが多いようです。

トラブルを防止するために

ではどのようにしたら良いのでしょうか?

本来、建物状況調査の説明は『媒介契約時』(契約が成立したら仲介手数料を支払いますという契約)の時にされるものです。ただし、その媒介契約は不動産取引の慣習上(特に買主様の場合)重要事項説明の直前に行われることが当たり前になっています。本来は良くないことなのですが、不動産業界がそうなってしまっているのでいきなり変えるのは難しいことと、中には説明をしても理解してもらえない不動産屋さんも多いです。

方法は2つあります。

①真面目な不動産屋さんに対応してもらうこと
②住宅診断事務所に相談すること

①はお知り合い等の不動産屋さんがいらっしゃればイメージしやすいかもしれませんね。
②は取り合えずご説明致しますので、弊社にご相談くださいという弊社の宣伝です。

不動産取引には必ずどこかで不動産屋さんが絡む場面が出てきます。
弊社の相談はその不動産屋さんに行く前のご相談と思っていただければわかりやすいかと思います。

住宅診断・インスペクションのメリットをお伝えすればきっとそれがお分かり頂けると自信を持っていますので、お気軽にお問い合わせください。

私は関係なさそう…と思われている方も例外ではありません。
全ての方に住宅診断が必要な理由を話し致します。

千葉市の住宅診断・ホームインスペクション事務所 アフリスペック一級建築士事務所でした!

それでは!