『いえかるて』をご存知ですか?

こんにちは!千葉市のホームインスペクション・住宅診断事務所 アフリスペックです。

ゴールデンウィークいかがお過ごしでしょうか?
アフリスペックは通常通り営業をしております。

さて、住宅制度のひとつ『住宅履歴情報システム(いえかるて)』をご存知でしょうか。
これからの住宅には、住宅のメンテナンス履歴を残しておくことが非常に重要になってきます。

現在、新築で建てられている住宅の約25%~30%が長期優良住宅と言われています。長期優良住宅の認定を受けるためには維持管理計画の策定や、メンテナンス履歴の登録が必要になってくるのです。
その代わり、様々な税制の優遇が受けられたり、保険の割引があったりとメリットが大きいのが特徴です。
国の方針としては長く適切なメンテナンスを続けている住宅を増やしていこうとしているのです。
そして将来的には、そのメンテナンス履歴が残っている住宅に関してを優遇していこうという方針が見えてきます。

住宅を資産として考えた時に、その差別化がすでに始まっているのですね。
よく考えてみてください。もし自分が中古住宅の購入を検討したときに、情報が残っているものとそうでないものどちらを選びますか?もちろん情報が残っていたほうが、メンテナンス計画も立てやすいし、丁寧に使われてきたのかな…という気持ちになりませんか。

先ほど25%~30%が長期優良住宅ということを述べました。
つまり残りの約70%強は維持管理計画等を残しておくかどうかは任意となっているのです。
もし現時点でご自宅のメンテナンス履歴を残していないのであれば、すでに将来的な住宅価値に差が出ている可能性があります。

まだまだ住宅履歴についてはマイナーなものではありますが、将来的な資産としての住宅を考えるのであれば是非検討をしていただきたい事項です。

昭和から平成まで続いた『建てては壊す』という新築偏重の社会は終わりが見えてきています。
中古住宅を検討する社会が当たり前になった時にその差が出るのは明らかです。

沢山検討をして、決断をした住宅購入。
長く使っていくという視点、将来の資産として残すという視点を是非お持ちください。

これからの住宅は20年で価値がゼロにはなりません。

千葉市のホームインスペクション・住宅診断事務所 アフリスペック一級建築士事務所でした。

それでは!