新築検査の穴(断熱材の落下、検査してますか?)

こんにちは、住宅診断・ホームインスペクション専門事務所 アフリスペック一級建築士事務所です。

今回はよく見かける事象だけど、たまたまでは無いであろうものについてお話しますね。

それは床断熱材の落下

新築検査の時にメーカーの基準通りに金物を使って、その個数も守っているのに落下している断熱材が特に多いのです。

なぜなのでしょうか。

今回はその原因と床断熱欠損が及ぼす建物への影響いついて考えます。

落としましたよ断熱材|住宅診断・ホームインスペクション専門事務所|ホームインスペクター、住宅診断士|北海道・青森県・山形県・秋田県・岩手県・宮城県・福島県・群馬県・栃木県・茨城県・千葉県・埼玉県・神奈川県・東京都・山梨県・静岡県・長野県・新潟県・石川県・富山県・岐阜県・滋賀県・福井県・愛知県・三重県・和歌山県・京都府・大阪府・奈良県・兵庫県・岡山県・鳥取県・島根県・広島県・山口県・高知県・徳島県・愛媛県・香川県・福岡県・佐賀県・大分県・宮崎県・熊本県・鹿児島県・長崎県・沖縄県・関東・関西・近畿・東北・九州・四国・北海道

築浅物件(新築含)の断熱材落下事象

さて、以下は築浅物件(新築を含む)の床下断熱材の状況です。
いかがでしょうか?寒そうですし、今にも落ちそうというものもあります。
住宅ローンを払っている途中ですでに落ちているかもしれません。

高い確率で落下している床の断熱材

アフリスペックの住宅診断に床下に進入するというオプションはありません。
何故なら基本的に進入することを前提にしているからです。
床下進入の経験値はおそらくかなり高いのではないかという自負があります(笑)

そんな床下調査の件数をこなして分かったことですが、、約半分程度の新築住宅に於いて断熱材の落下又は落ちかけている状況がみられます。

その状況は似たようなもので、断熱材を受ける金物が曲がっている又は断熱材に金物がめり込んでいる等です。

メーカーの仕様通りに施工を行っているものの起きてしまう断熱材の落下。

何故でしょう?

考えられるのは、断熱材の受金物の強度不足 又は 断熱材側の圧縮強度不足

そもそも完成してから床下に進入して点検するハウスメーカーは少ないかもしれません。
断熱材が落下しているということに気付いていないのかもしれませんね。

ハウスメーカーの方に聞いて欲しい

どのタイミングで落ちたのかは不明ですが、断熱材が落ちるということは、建物の性能が下がるということです。
多くのハウスメーカーが断熱性や気密性を競い合っていますが、設計通りに施工されていないと何の意味もありません。
実際の施工がこれでは『机上の空論』なわけですね。

これらが見つかる件数が多ければ多いほど、ハウスメーカーも何かしらの対策を考えるのかもしれませんが、そのデータが少ないと『たまたま』…でスルーされてしまっているのかもしれませんね。

そんな状況にアフリスペックは声を大にして言いたい。

『その断熱材、落ちてますよ!』

ハウスメーカーのご担当者様は一度御社の床下の状況を調査してみると良いかもしれません。
その他にも床下でどんな事象が多いのかご説明も致します。
お気軽にお問い合わせください。

アフリスペックは粗さがし屋ではありません。
お施主様や買主様の安心がゴールです。

対策が必要で可能なものについては変えていく。
そんな業界にしたいものです。

床の断熱欠損が家に与える影響は?

そして断熱材が落下したまま引き渡し。又は住んでから落下してしまった場合にはどのような状況が考えられるのでしょうか?

分かりやすいのは、暖房が効きにくいということですね。

また断熱材が無いということは、床の表面温度が低下し、結露を生じる可能性があります。

結露が生じているということは、水分が床に付着している状態ですので、部材の劣化も早まります。

そして水分があるということはカビの発生も考えられます。

エネルギーを無駄に消費する原因にも。

『ちょっと寒いだけでしょ?』では済まされない断熱材の落下。

新築時の検査からきちんと見ておくべき超重要事項と思います。

住宅診断・ホームインスペクション専門事務所 アフリスペック一級建築士事務所でした。

それではまた!

(約半年ブログ更新出来ていませんでした)

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